私は釧路高専に在学しているのですが(今5年生),かの高専は60年余りの歴史を持つ偉大なる高専でありますから,セキュリティがそれなりにガチガチな訳です(本当に?).
その一環として,学外NWに出るためにはプロキシを設定する必要があり,これがないと学外NWに出ることができません.しかし,昨今のモダンなソフトウェアにはプロキシ設定など存在せず,システム設定でプロキシのセットアップをしたとしても,うまく使ってくれません.ああ,なんとお行儀の悪いことか!!!
プロキシ環境下ということを認識させない
ここで,一つの考えが思いつきます.
そもそもプロキシ環境下であることを,f**kinソフトウェア側に認知させなければいいのでは?
やり方はいくつかありそうですが,その一つとして,HTTP/HTTPS通信をどこかにフォワーディングして,そこでプロキシに投げることが考えられます.こうすることでクライアントはプロキシの存在を認知せず,だけどプロキシを通じて認証することができます.
ただ,結構設定が面倒なんですね.GL-MT3000というルーターを持っていて,こいつにその役割をさせようとしたのですが,ちょっと設定に手こずって結局やめました.
解決策
この記事を書いている時点(2026年)で5年前の記事になりますが,偉大なる方が専用ツールを開発してくださっていました.感謝感激雨あられ
https://qiita.com/wadahiro/items/7fa852b7217940e6ef26
研究室ではmacOSを使用しているので,下記の記事も参考にしました.macOS向けビルドは用意されていないようなので,Go環境を用意してビルドしてあげる必要がありました.
https://blog.aoirint.com/entry/2021/transproxy_macos/
起動は transproxy -disable-iptables (transproxyは,ビルドした後にできた実行ファイルを指すようにして下さい) でいけます.macOSにはiptablesなどという古代的なものは存在しません.
代わりに pfctl というものがあり,設定ファイルを書いてコマンドを叩くことで,設定を変えることができます(私は,上記記事の設定ファイルそのまま丸パクリしました.今のところうまく動いていそうです).
TIPちなみに,この環境をWi-Fi経由で共有しようと「Wi-Fi共有」をONにしたら,見事に上書きされたので,多分追加の設定が必要そうです.今のところ追えていませんが,いつか更新します.
効果
それはもう絶大なもので,今までプロキシ経由で外に出られなかったために起動に失敗していたDiscordや1Password,Notionなどがすべてうまく動作するようになりました.これでお行儀の悪いソフトウェアもちゃんと動くようになったね.
まとめ
go-transproxyを使いなさい.
一部の情報は古い可能性があります









